TOEICと英検どちらを勉強するべき?
迷う人も多いと思います。
学校で受験することも多く、学生時代からなじみのある英検。
就職に強いTOEIC。
英語上級者の証である英検準1級、英検1級。
答えは人によりけりです。
TOEICを勉強するべきか? 英検を勉強するべきか? それはあなたの英語レベルと状況によります。
英語2級に合格するまでは英検
英検2級に合格するまでなら英検の勉強をすることをお勧めします。
なぜなら英検2級までは英語の基礎。
基礎が危ういと上達はのぞめません。
英検2級レベルに達していない人が問題数も多くレベルがバラバラなTOEICを受けると圧倒されてしまいます。
それよりも自分にあったレベルごとに教材も試験も分けられている英検の方が落ち着いて勉強できます。
(TOEIC BRIDGEという英語初級者用のTOEICもありますが、断然英検の方が教材も充実しているし、勉強もしやすいし知名度もあります)
英検2級までは勉強方法や教材にあまり頭を悩ませる必要はありません。
中学生や高校生用の教材を使えばいいのです。
特に大学受験用の英語教材はたくさんあるのでそれを使うことをお勧めします。
英検2級に合格しないということは、まだ高校までの英語が身についていないということです。
高校時代に身に着けられなかった英語の補修のつもりで、勉強しましょう。
英語2級に合格したらTOEICの勉強を始めて英検2級の復習もしよう
晴れて英検2級に合格することができたら、英語の基礎は身についています。
TOEICの勉強を始めてもよいでしょう。
勉強の仕方は私の他の記事を参考にしてください。
ただ英検2級に合格したといっても楽勝で合格でなく、ぎりぎりで合格した、という場合はまだまだ英語力はあやしいところがあります。
引き続き英検や大学受験の教材を使って英語を勉強するのもおすすめです。
英検2級の単語は99%わかる、問題文も簡単に感じる、というレベルになったら英検や大学受験の教材は卒業してTOEICに専念しましょう。
英検2級に合格した後は英検準1級を勉強しないの?
英検2級に合格したから今度は、英検準1級を勉強しよう。
そう思う人もいると思いますがあまりお勧めしません。
というのは英検2級と英検準1級のレベルは大きな差があります。
英検2級の必要語彙数は約5,000〜6,000語。
英検準1級の必要語彙数は約7,500~9000語と言われています。
2500語から3000語程度かーと気軽に考える人もいるかもしれませんが、英検準1級以降の上級単語はかなり覚えにくいです。
まず2級までの単語と違って、あまり頻繁に使わない。
また動詞は日本語だとその単語にぴったりとあてはまる言葉が存在しないので感覚として理解できない単語が多い。
などが理由です。
さらにイディオムも多くて、これがまた日本人には覚えにくいものばかり。
読解問題も学術的なものが多く、難しい。
英検2級合格後今まで勉強したぐらい勉強しないと英検準1級は受からないのではないでしょうか?
また英検準1級はTOEIC800点以上と比べてあまり評価されません。
英検1級まで取ればかなり高評価でしょうが、準1級と1級の差もものすごいものだと聞きます。
(私はまだ英検準1級に合格していないのでなんとも言えないのですが、以前英検1級の合格体験談を読んだら、ほとんど全員が、40代以上で英語講師、翻訳者などの英語のプロでした。そういう人が時間をかけてやっと受かる資格なんですね)
つまり英検準1級以降の勉強はコスパ悪すぎ。
英検2級に合格したら(最初は英検の復習もしつつ)TOEICを勉強しましょう。
なお英検準1級をとると大学の単位がもらえる。
留学の時に英検が必要、などの場合はもちろん英検を勉強するのもいいかと思います。
英検のホームページのアメリカとオーストラリアの英検認定校を見ると英検準1級をもっていればほとんど認定校に留学できる(英検1級を求めている学校は少ない)ようです。
準1級ならTOFFLEよりコスパはよさそうです。
(筆者はTOFFLEと留学のことはよくわからないので、ここはイメージで言っています)
TOEICは楽勝になったら再び英検を受けよう
TOEICは問題数は多いもののあまり難しい英語は使っていません。
私はTOEICは850点以上ですが一般的な英語の小説や新聞は読めませんし、英語の映画もほとんど聞き取れません。
ハリーポッターだって読み終わるのに1か月近くかかったし、それでも最後まで読めたのは映画を見ていたからだと思います。
TOEICの英語というのは実は外国人のための簡易英語のようなものです。
TOEICで900点以上をとったとしても、せいぜい留学経験もない日本人にしては英語がよくできる、という程度でネイティブ並み、なんていうことはまったくありません。
TOEICで高得点をとれるようになり、TOEICに飽き足らなくなったら英検準1級や1級にチャレンジしてみるのもいいと思います。
ただ、それはあなたが元気で、時間があって英語にかける情熱がある場合のみで、どれか一つでも当てはまらない場合はあまりおすすめしません。
TOEICで高得点をとれるようになっても働きながら英語を学ぶ社会人にはTOEICが現実的
前章でTOEICに飽き足らなくなったら英検を受けようと書きましたが、忙しい社会人には英検準1級以降はキツイ。
それに英語はLISTENINGとREADINGだけでなくて、SPEAKINGがWRITINGもあります。
人によっては仕事関連の英語の専門用語を覚えないといけない人もいるでしょう。
つまりTOEICでいい点をとっても、まだまだ英語に関してはやることいっぱい。
それに英語以外に勉強しないといけないことがある人も多いでしょう。
そんな状況では、英検を目指すより、TOEICのさらなる高得点を目指したり、SPEAKINGがWRITINGの勉強をしたほうがコスパがよいし現実的です。
TOEIC満点近くとれば、世間は「超」高評価してくれますしね。
この記事のまとめ
- 英検2級に合格するまでは、英検を勉強しよう。教材は英検や大学受験の教材を使おう。
- 英検2級に合格したら、英検の復習をしながらTOEICの勉強を始めよう。
- 英検2級は楽勝になったら、TOEICの勉強をしよう。英検準1級は難しすぎて合格に時間がかかりすぎるから、しばらく英検のことは忘れよう。
- TOEIC高得点とれるようになったら英検準1級の勉強をするのもあり。でもTOEICのさらなら高得点をめざしたり、WRITINGやSPEAKINGの練習をした方がコスパがよいよ。
- ネイティブ並みになりたかったら英検準1級、1級も目指さないとだめ。