宇美の小説

宇美の小説作品一覧です。
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長編小説

小虎 友情と神秘とノスタルジーと


東京で暮らすスグルには、故郷に忘れられない幼馴染がいた。

いつも自分を犠牲にして助けてくれた彼に、僕は何もしてあげられなかった。

昭和末期から平成初期の日本の田舎町を舞台とした、優しく切ないブロマンス。

『小虎』を読む

恋愛小説

婚約破棄された侯爵令嬢は、失恋旅行中に出会った美少年な王様に溺愛される


侯爵令嬢マーシア・エミルランドは、文武両道の美貌の才媛。

そんな彼女だが、30歳になったのに、いまだ結婚できないでいる。

というのは、彼女の婚約者である、ロイデン王国の第二王子クラークは、大学を卒業してもなかなか働こうとしない夢追い人。

ミュージシャン、作家、画家、役者……夢見がちな若者がチャレンジしそうなことは一通りやったがすぐに飽きてしまい、どれも、ものにならない。

クラーク王子29歳、マーシア30歳のある年、クラーク王子は料理研究家を目指すと言い出した。

どうせ今度も長続きしないだろうとマーシアは暗澹たる思いでいた。

しかし翌年、何故だかクラークは大成功してしまう。

けれどもクラークの成功はマーシアに幸せをもたらさなかった。

そのわけとは……

『婚約破棄された侯爵令嬢は、失恋旅行中に出会った美少年な王様に溺愛される』を読む

悪役令嬢ネウェル・スターブレスは婚約破棄されたい。そのわけは?


王太子の婚約者、侯爵令嬢ネウェル・スターブレスは超がつく性悪ワガママ娘。

最近彼女が目の敵にしているのは、モモカ・アオイ。

モモカは庶民ながら特待生として貴族学院に通っている優秀な女生徒だが、ネウェルに言わせれば税金ドロボー。

最近王太子と妙に親しげにしているのも気に入らない。

モモカに幼稚ですぐばれるイジワルを繰り返していたところ、ネウェルは卒業パーティーで王太子から婚約破棄を言い渡される。

「ネウェル・スターブレス嬢!!
そなたと婚約破棄する!!
そして私はモモカ・アオイ嬢と結婚する!!」

「よろしくってよ!!」
と答えたネウェルはなぜかニマニマしていた。その理由とは?

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主な登場人物

ネウェル・スターブレス……侯爵令嬢、王太子の婚約者、超ワガママ性悪娘

王太子……黒髪で水色の瞳。シベリアンハスキーを彷彿とさせる美貌の持ち主。

モモカ・アオイ……庶民出身だが、成績優秀なため、特待生として貴族学院に学費免除で通っている。

近頃音楽サークルで知り合った王太子と親しげにしている。

ストロベリーブロンドのふわふわカールヘアー。

『悪役令嬢ネウェル・スターブレスは婚約破棄されたい。そのわけは?』を読む

歴史・時代

クマソタケルの館にて(中編)

乱暴者のコウス王子は、大王(おおきみ)である父上の命令で、クマソ征伐に向かう。

「クマソタケルなんか三日で倒してやる」と父上には言ったものの、結果は惨敗。

五体満足で残っている兵なんて、従者の私とコウス王子以外、ほとんどいないほどである。

私が「ここはお父様の助けを借りましょう」と助言したものの、聞き入れず、自分でなんとかすると言い張る。

そんなコウス王子がとった作戦は……

ちょっとすっとぼけたヤマトタケルのクマソ征伐です。

くすっと笑えるコメディ要素満載!

気軽に読んで笑ってください。

『クマソタケルの舘にて』を読む 

鳥になって会いに行く 梁山伯と祝英台(短編)

中国四大民間説話の一つ『梁山伯と祝英台』を可愛い短編小説にしました。

『鳥になって会いに行く 梁山伯と祝英台』を読む

短編小説(純文学、文芸系)

天空の女神


文化人類学者のイチロウはジャングルの中に住むリソ族の村に住みこんで、調査研究をしている。

そこで女装の呪術師で、30歳近いのに十代半ばの美少年に見えるキユという青年に出会う。

キユの家で暮らしているうちに、キユの瓜二つの妹シアラとの間にほのかな恋心も芽生える。

ある日、他の村の調査から帰ってきたイチロウが、久しぶりにリソ族の村に戻ってくると、いつもは一番に出迎えてくれるキユの姿が見えない。

シアラによると、キユは自室に閉じこもっているという。

ここのところキユは一日中、鏡を眺めて過ごし、自分の美しい姿にみとれているというのだ。

キユの部屋を訪ね、イチローが鏡を見ているキユをからかうと、キユは自分は別に自分にみとれているわけではないという。

彼は鏡を使って、女神とつながる術を練習していたのだ。

そんなキユの語る女神とは……?

『天空の女神』を読む

三郎と月

昭和の片田舎。

地主の三男坊の三郎は、
これといったとりえのない少年だ。

勉強も、
運動も並以下。

気が弱くて弟たちにも馬鹿にされている。

そんな三郎には一つだけ不思議な力があった。

生まれてくる子供が月から降りてくるのが見えるのだ。

すぐ読み終わります。

のんびりした話を読んで一週間の疲れを癒してください。

昭和40年代、50年代ぐらいの雰囲気です。

『三郎と月を』読む

素敵な隆さん

結婚願望200%のアラサ―OL、春菜が出会った王子様、隆さん!

超イケメンの若手社長。

一見申し分ない相手だけど……

人間が一番怖い((( ;゚Д゚)))

そんなショートショートです。

『素敵な隆さん』を読む

三郎君のお弁当

三郎は27歳のひきこもりのニート。

自慢できるものは何一つないけれど、ルックスだけはジャニーズ系で高校生に見える若々しさ。

そんな彼は一念発起して就職を目指します。

就職支援センターで、三郎の担当になったのは、若くて可愛くて、軽そうな美容オタクの春菜でした。

可愛い若者の、ユーモアたっぷり青春ショートショートです。

『三郎君のお弁当』を読む

部族を食い殺す猫|ミゲルとカルロスと族長と猫

ある原始的な生活をしている部族の土地では宝石が採れる。

ヨーロッパから来たカルロスとミゲル。

兄弟の商人は宝石鉱山の採掘権が欲しくて、
族長の機嫌を取るために沢山の贈り物を持って頻繁にたずねて行く。

カルロスは近年彼の助手になったものの、
まるで仕事をやる気の無い弟ミゲルにいらいらしている。

そんなとき族長がミゲルを気に入り自分の娘の婿にしようと言い出す。

族長と親戚になれば採掘権がもらえるに違いないと思ったカルロスは、
ミゲルの意見も聞かずに勝手に縁談をすすめてしまう。

『部族を食い殺す猫|ミゲルとカルロスと族長と猫』を読む

砂漠の中の白い行列

舞台女優 柳音紅の見た夢。
京劇、中国文学、映画等好きな方におすすめです。

『砂漠の中の白い行列』を読む