イザナギ イザナミ|子供をたくさん産んだ国生みの神様|わかりやすい古事記のあらすじ

イザナミノミコトに会いに行くイザナギノミコト

イザナギミコトは亡き妻に会いたいとおもって、黄泉の国行きました。
黄泉の国の入口の扉でイザナミノミコトにこう語りかけます。

イザナギノミコト

愛しい妻よ!

私とあなたが一緒に作っていた国はまだ作り終わっていません。

帰ってきてください。

イザナミノミコト

残念なことです。

もっとはやくいらっしゃったらよかったのに……

私は黄泉の国のかまどで炊いた食事を食べてしまいました。

しかし愛しいあなたがせっかく来てくださったのだから何とかしたいわ……

ちょっと黄泉の国も神様と相談してきますので、私をのぞき見してはいけませんよ。

こう言うと、イザナミノミコトは黄泉の国の中に入ってしまうとなかなか戻ってきません。

イザナギミコトは、もうこれ以上待てなくなってしまいました。

みずら(古代の男性の髪型)にさしてある、櫛を折って、それに火をともして、イザナミノミコトの姿を見てしまいました。

その姿は(゚д゚)!

うじがごそごそうごめいて、全身を八つの雷(いかづち)でおおわれています。

イザナギミコトは妻の変りはてた恐ろしい姿をみると、逃げ帰ろうとしました。

イザナミノミコトは鬼の形相でイザナミノミコトを追いかけてきます。

イザナミノミコト

私に恥をかかせましたね!

ヽ(`Д´)ノプンプン

よもつしこめという黄泉の国の醜い鬼女に夫(イザナギノミコト)を追わせます。

イザナギノミコトは、みづらから黒い蔓性植物の髪飾りを取ると、鬼女たちになげつけました。

すると髪飾りからヤマブドウがなりました。

鬼女たちがそれにむしゃぶりついているうちに逃げます。

鬼女たちは山ぶどうを食べ終わると、なおイザナギノミコトを追ってきます。

今度はイザナギノミコトはみずらにさしてある、櫛を取ると鬼女めがけて投げつけました。

櫛はタケノコに姿を変えました。

鬼女たちがタケノコを食べている間にイザナギノミコトは逃げます。

イザナミノミコトは自分の体を覆っていた八つの雷や千五百人の黄泉の国兵隊にもイザナギノミコトを追わせます。

イザナギノミコトは十拳(とつか)のつるぎを抜いて、後手で振りつつ逃げました。

黄泉の国とこの世の境目の坂でイザナギノミコトは、そこに生えていて桃をとると、黄泉国の軍隊になげつけました。

黄泉の国の軍隊は桃の霊力にやっつけられて、逃げていきました。

イザナギのミコトは桃にこう言いました。

イザナギノミコト

桃よ!

よくぞ私を助けてくれた。

お前に「おほかむづのみこと」という名前を与えるぞ。

これから私を助けたように、葦原中国(あしはらのなかつくに……地上世界、この世)の人々が苦しいとき、憂い悩むときに助けるのじゃよ。

最後にイザナミノミコトが自らイザナギノミコトを追ってきました。

イザナギのミコトは巨大な岩で、黄泉の国とこの世の境を塞ぎます。

イザナミノミコトは巨岩の向こうから、恨みの言葉を述べます。

イザナミノミコト

ヽ(`Д´)ノプンプン

愛しいあなた!

こんなことをなさるなら、これからあなたの国の人間を一日千人殺しますよ!

イザナギノミコト

愛しい妻よ!

それならば私は毎日私の国に千五百人の命を生み出すぞ!

これ以来この世では毎日必ず千人亡くなり、千五百人の赤ちゃんが生まれるようになりました。

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