まったくの初心者から長編小説が書けるようになる方法|私の経験をすべてお話します

小説の書き方【初心者向け】まとめページ

実は無理して長編を書く必要もない

10万字ほどの長編を書くかどうかは人によると思います。

私は初めて10万字ほどの長編を書いているとき、「長編をまずは一つでも完成させなければ、『小説を書く人』になれない」とか「長編を一つも完成させていないかぎり初心者」という思い込みがありました。

初の長編を書いていたとき、私はまだネット小説の事情に詳しくありませんでした。

小説を発表する方法は、「出版社の開催する新人賞に応募して賞をとる」以外には思いつかなかったのです。

新人賞に応募するには書籍化できるぐらいの文字数が必要なことが多かったので、長編を書き上げられなければスタート地点にも立てない、という思いがありました。

今ではその頃とだいぶ考えが変わっています。

最近では、私は長編を完成させることにそれほどこだわらなくてもいいのではないかと思っています。

実際ネットでさくっと読めて楽しめる作品は長編より短編に多いですし、WEB上には短編のコンテストもたくさんありますね。

私の性格のせいかもしれませんが、長編の執筆はつねに「エタらないか」という不安とストレスにさらされながらでした。

これをずっと続けるのは、正直疲れてしまいます。

さくっと完成させられる2、3万字ぐらいまでの小説をたくさん書くことに専念して、長編は書かないのもWEB作家として一つの道でしょう。

「エブリスタ」という小説投稿サイトでは、「妄想コンテスト」という8000字以内の短編のコンテストが2週間に1回の頻度で行われています。

それに応募するのもよいと思いますよ。

エブリスタ

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