古事記と日本書紀のあらすじを簡単に|神功皇后|卑弥呼説もある古代の女傑|

あっさり降伏

新羅王はあきらめて、白旗を上げます。

そして白いひもで自ら後手に縛り、降伏します。

このときある人が
「新羅王を誅殺しましょうか?」と皇后に尋ねると。
皇后は

私は、出発の前に全軍に号令した際『自ら降伏してきた者を殺してはならぬ』」と言った
と、新羅王の縛を説いて、飼部(みまかい)としました。

皇后は持っていた矛を新羅王の門に建て、国を征服したことの印となりました。

新羅王は王子を人質と倭国に差出し、金銀や宝物を皇后に送ります。

それから、日本書紀の書かれた時代までは新羅から倭国に定期的に多くの貢物の献上があったようです。

さて高麗、百済の二国の王も新羅の情勢をきき、ひそかに偵察に来ました。

倭国の大軍を見て、これは勝ちようがないと思い、王自ら倭国軍の宿営の外にきて、頭を地につけ、

今後は、末永く西蕃(せいばん)と称して朝貢を絶やしません
と言いました。

さて随分と威勢の良い日本バンザイな話ですね。

ほとんど戦わずして三つの国を手に入れています。

朝鮮半島南部の、新羅、百済は当時の倭国よりも国力は弱く、倭国と従属関係にあった時代もありますが、高麗はKOREAという英語のもとにもなった、強国です。

このあたりは結構話を盛っているといえるでしょう。

ちなみに古事記では神功皇后が征服したのは新羅のみでした。

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